• フューチャーベンチャーキャピタル

    地域の想いに、未来の資本を。

  • 羽生 広氏

    投資本部 シニアインベストメントオフィサー

    私たちは、日本国内および国際市場における25年以上のベンチャー投資・運用経験を有し、イノベーションの創出、地域産業の発展、そして社会の持続的な成長を支える取り組みに注力しています。

    本社は京都に所在し、東京をはじめ国内主要都市に拠点を展開しています。
    地方自治体、金融機関、大学、産業団体と連携しながら、日本全国の地域エコシステムに深く関わり、
    さらにアジアを中心としたグローバルなイノベーションネットワークの構築も推進しています。

    当社のプロフェッショナルチームは、ベンチャー投資、企業経営、技術革新、地域経済活性化など、多様な分野の専門家によって構成されています。
    豊富なローカル知見と確かな業界洞察を基に、高い成長ポテンシャルを持つ企業の創業・成長を支援し、ファンド運営を通じて投資家の皆さまへ持続的な価値を提供しています。

    また、地域金融機関、政府系ファンド、大学発ベンチャー、事業会社、
    および各種社会的資本向けにカスタマイズされたファンドの組成・運営を行い、資金供給、成長伴走、IPO・M&A支援まで、企業のライフサイクル全体にわたるサポートを提供しています。

    私たちは安定した投資リターンの追求に加え、地域社会の持続可能な発展を実現するためのイノベーション投資を重視しており、経済活性化と社会価値の創出を両立させることを目指しています。

    神取道宏

    講師チーム 特別講師

    神取道宏氏は、日本を代表する経済学者の一人であり、現在、東京大学大学院経済学研究科教授を務めています。専門分野はゲーム理論、契約理論、社会規範の経済分析で、その卓越した理論的貢献と国際的な影響力により、現代経済学および社会科学の領域で広く高い評価を得ています。

    国際的な学術経験も豊富で、これまでにプリンストン大学、スタンフォード大学、イェール大学など、世界有数の研究機関で客員教授を歴任してきました。社会的信頼、協力メカニズム、制度設計といったテーマに関する同氏の研究は、市場行動や社会的調整のミクロ的基礎を理解する上で重要な理論的枠組みを提供しています。

    神取教授は、確かな理論基盤と厳密な研究手法を背景に、経済学界において確固たる学術的地位を築いています。また、日本国内外の研究者との緊密な交流を通じて、理論経済学と応用経済学の架橋に寄与し、国際的な研究ネットワークの発展にも積極的に関わっています。

    さらに、教育者としても精力的に活動しており、大学院生や若手研究者の指導を通じて高水準の研究者育成に尽力しています。同時に、制度改革、社会的協力、信頼メカニズムの設計といった現実の社会課題にも関心を寄せ、経済学の知見を社会の発展に生かす取り組みを推進しています。

    「理論によって現実を理解し、研究によって社会に貢献する」という理念を掲げ、学術の深化と社会的価値の創出の双方において、長期的かつ建設的な影響を与えることを目指しています。

  • サービス紹介

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    ヘッジファンド・インデックス

    累計で約80本以上のファンドを組成し、投資実行件数は延べ400社超。
    運用資産残高(AUM)は約600〜700億円規模に達しています。

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    データベース & リサーチツール

    1,650社以上の独立系パートナー企業をカバーし、
    5,700件を超える投資・マネジメントデータを提供。
    多角的分析、戦略別評価、同業比較など高度なリサーチを支援します。

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    業界レポート & 分析

    日本・アジアのVC業界に関する定期レポートを発行。
    地域イノベーション、起業エコシステム、地方創生投資の動向を分析。
    ファンド運営と地域経済支援の視点を組み合わせ、深い洞察を提供します。

  • Company Profile

    1998年の設立以来、私たちは日本各地域の産業振興とイノベーション創出を支えるベンチャーキャピタルとして活動してきました。自治体、金融機関、大学、企業投資家の皆様とともに、多様な地域特化型ファンドを組成・運営し、社会的価値と経済的価値の両立をめざしています。

    1990年代末、私たちの歩みは京都から始まりました。大学や研究機関、中小企業を中心に、新興技術や製造業のイノベーションを支える地域密着型の投資活動に注力しました。

    2000年代、地方銀行、信用金庫、自治体、産業団体との連携を拡大し、国家の地方創生政策とも連動。環境技術、医療・ヘルスケア、地域サービス、観光、アグリテックなど、多様な領域への地域特化型ファンドを展開しました。

    2010年代、全国各地でのファンド組成に加え、大学の産学連携を通じた研究成果の事業化支援を強化。IT・AI、ライフサイエンス、フードテック、再生可能エネルギー、循環型経済、地域医療イノベーションなど、次世代産業への投資を推進しました。

    2020年代以降、ESG・SDGsを軸としたインパクト投資へと重点を移し、環境負荷低減技術、持続可能な農業、教育テクノロジー、地域福祉サービスへの投資を拡大。さらに、共同投資、セカンダリー投資、地域と資本をつなぐ仕組みづくりに取り組み、持続的な社会価値と経済価値の創出に貢献しています。

  • 私たちのビジョン

    1. 国際協力ネットワーク

    FVCはアジアおよび欧米のイノベーション・エコシステムと連携し、スタートアップと資本の国際的な橋渡しを行っています。
    シンガポール、ベトナム、台湾、米国をはじめとする海外アクセラレーターやVCとの共同投資、大学TTOとの協業などを通じ、日本の技術と海外市場ニーズを結びつけています。

    2. インパクト投資とESG統合

    環境・社会・ガバナンス(ESG)およびインパクト投資を重視し、気候テック、再生可能エネルギー、持続可能な農業、教育テック、地域福祉などの分野に投資しています。務リターンと社会成果の両立を目指し、国際的な影響評価手法を取り入れています。

    3. グローバル展開と未来戦略

    「From Japan, to Asia and Global」を掲げ、日本の地域創生モデルをアジアおよび世界へ発信します。
    ア協働ファンドの構築、海外大学との共創インキュベーション、国境を越えた社会イノベーション支援により、FVCのグローバル責任と社会的価値創出をさらに広げていきます。